新人として働いた介護老人保健施設

私が学校を卒業して初めて働いた施設は老人保健施設でした。介護福祉士として働いたのですが、医療法人が経営している施設で給料面、休みの面など待遇は福祉業界の中でかなり良い方だったと思います。そのため介護の仕事のきつさを感じることはあっても、一般的なOLをしている友達などと比べてもそれほどきつくはないかなと思っていました。

 

そういった環境で働き、介護福祉士として感じたことは、施設で暮らす中でそれぞれの人の個性を活かす大切さでした。
介護福祉士として大事なのは、それぞれの人の成育歴、生活歴などを個別に把握して、どうしてもらったらこの人は嬉しいだろうかということを考えて、
形にはめるのではなく、一人一人の人として大切にすることだと思いました。

 

それから現状でケアが必要な状態にいる人達だけども自分でできることはなるべく自分でやってもらうことが、現状を維持して悪化を防ぐために大事だということも感じました。生活をすることがリハビリにつながるようにと考えましたし、施設の生活の中で生きがいを持ってもらえるためにどうしたら良いかということを介護職で話し合っていました。

 

施設に来た当初に落ち着かなかった人が、徐々に穏やかに生活していくのを見たり、施設でリハビリを重ねた結果自宅に戻れる人がいたり、そういったことに触れて仕事のやりがいを感じました。自分が誰かの役に立っているということを感じながら働けることは幸せだと実感しましたし、それを強く感じられる仕事だと思いました。